- 自作PCを作ってみたいけど
- 基本的なPCパーツがわからない
- 専門サイトを見ても専門過ぎてわからない
こんな人は読んでみてください。
こんにちは、トモです。
前回、自作PCのデメリット、メリットを説明しました。
今回は、PCパーツについて解説します。初心者の方でも、自作PCが作れる最低限の知識をわかりやすく解説します。
PCパーツ【基本~これだけは知っておきたい】
CPU【PCの頭脳】
CPU(Central Processing Unit)は、PCの頭脳です。
計算したり、アプリを動かしたり。PCの主役の仕事は、こいつがやってます。
PCの性能を決める、最も重要なパーツとなるため、CPUの性能が良ければ、PCの処理が早くなります。
かんたんですね、人間でも頭が良ければ、計算や仕事が早くなりますよね。
メモリ【PCの海馬】
CPUがPCの頭脳なら、メモリは脳が記憶を行う部分。しかも、短期記憶をする箇所(海馬)です。
CPUが考えたことを、「ちょっと、記憶しておきたいな〜」ってときに、一時的にメモリにデータを記憶するんですね。
そして、考えてる途中で、「あ、さっき考えてたこと使おっかな。なんやったけ?メモリ見てみよ。」となるわけです。
CPUがいくら良くても、メモリが悪ければ、全体の処理は遅くなっちゃいます。
メモリの性能が悪いっていうのは、記憶力が悪かったり、思い出すのに時間がかかったりすることです。
ストレージ【PCのノート】
ここまで、体の部位で例えてきたのに、突然ノートとか言い出して、ごめんなさい w
でも、この例えが結構当てはまるんですよね。
いわば、覚えておきたいことを記録しておく場所です。
あれ、メモリと似てる?となりますよね。メモリとの違いは、記憶を引き出すスピードと記憶出来る時間の長さが違います。
メモリは、短期記憶なんで寝ると次の日には忘れっちゃってます。その代わり、CPU(頭脳)と直結してるので、記憶の引き出せるスピードは早く作られてます。
テスト前に、一夜漬けした記憶はテストでは発揮されても、次の日には忘れてますよね?それと一緒です。テスト前日の一夜漬けだけで、なんとか単位を取れる人いませんでした?その人は、メモリの性能が良いと言えます。
一方、ストレージは長期記憶に向いてますが取り出すのに時間がかかります。ノートは、記録したことは、見れば一発で思い出せますよね。でも、その分ノート取り出したり、ページめくったり、どこに記録したか探したりする時間がかかります。
その他にも注意点があって、ノートなんで気をつけないと、お茶こぼしたり、落としたりして中身が見れなくなったりします。なんで、ノートのコピーを作っとくと安心です。
「PCデータのバックアップを取っといてね」なんて言われたら、ストレージのデータを指してます。
電源ユニット【PCの心臓】
電源以外のPCパーツを揃えたとしても、これがなければ動くことはありません。
すべてのパーツが動けるように電源を送ります。いわば、人間の器官に血液を送る心臓にあたります。
体の大きな人や、スポーツ選手の心臓はしっかりしていないといけませんよね。
PCでも同じです。大きなパーツだったり、重い処理をするなら、しっかりとした電源ユニットが必要になります。
マザーボード【PCの神経, 骨格】
マザーボードは、CPUやメモリ、ストレージなどの各種パーツを取り付ける土台です。
更に、これらのパーツを繋げるパターンが通っています。人に例えると、様々な臓器が配置してある骨格であり、それらをつなげる神経のような役割ですかね。
CPUの種類に応じて、対応するマザーボードも種類が決まってくるため、CPUを決めてからマザーボードを決めていきます。
PCケース【PCの体】
これまで説明したパーツをPCケースに収納します。大まかに大中小の3サイズあり、デザインも様々あるため、好みのものを選びます。
周辺機器【PCの手足】
キーボード、ディスプレイ、マウスなどPCに接続して使います。好みのものを使います。
まとめ【基本のPCパーツまずはここから】
自作PCを作るときに、最低限知っておきたいPCパーツについて解説しました。
以下に一覧を書いておきます。
・CPU
PCの頭脳。PC全体の性能に影響を与える。
・メモリ
PCの海馬。CPU同様、演算処理の性能を左右する。データを引き出すスピードが早い。ただし、短期記憶のためデータ保存には使わない。
・ストレージ
PCのノート。様々なデータを記録しておく。長期的に保存しておきたいデータを入れる。
・電源ユニット
PCの心臓。大きなパーツや、重い処理をするならしっかりした電源ユニットを選びましょう。
・マザーボード
各種パーツを取り付ける、PCの骨格。パーツ間の連携をする神経的な役割も担う。CPUによってマザーボードの種類も決まってくる。
・PCケース
PCの体。サイズやデザイン、通気性などを考慮して好みのものを選ぶ。
次回は、実際のパーツを紹介します。