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【IT 初心者】はじめての自作PC ② ~最低限知っておきたいPCパーツ~

PCパーツをわかりやすく解説する記事のキャッチアイ
ユカ
ユカ
  • 自作PCを作ってみたいけど
  • 基本的なPCパーツがわからない
  • 専門サイトを見ても専門過ぎてわからない

こんな人は読んでみてください。

こんにちは、トモです。

前回、自作PCのデメリット、メリットを説明しました。

【IT 初心者】はじめての自作PC ① ~自作PCのデメリット, メリット~こんにちは、トモです。 現在、組み込みエンジニア2年目で車載システム開発に携わっています。 こう言われると、「昔からプログラミングと...

今回は、PCパーツについて解説します。初心者の方でも、自作PCが作れる最低限の知識をわかりやすく解説します。

トモ
トモ
これだけ知っていれば、自作PCのパーツがわかります!

PCパーツ【基本~これだけは知っておきたい】

CPU【PCの頭脳】

CPU

CPU(Central Processing Unit)は、PCの頭脳です。

計算したり、アプリを動かしたり。PCの主役の仕事は、こいつがやってます。

PCの性能を決める、最も重要なパーツとなるため、CPUの性能が良ければ、PCの処理が早くなります

かんたんですね、人間でも頭が良ければ、計算や仕事が早くなりますよね。

メモリ【PCの海馬】

メモリ

CPUがPCの頭脳なら、メモリは脳が記憶を行う部分。しかも、短期記憶をする箇所(海馬)です。

CPUが考えたことを、「ちょっと、記憶しておきたいな〜」ってときに、一時的にメモリにデータを記憶するんですね。

そして、考えてる途中で、「あ、さっき考えてたこと使おっかな。なんやったけ?メモリ見てみよ。」となるわけです。

CPUがいくら良くても、メモリが悪ければ、全体の処理は遅くなっちゃいます。

メモリの性能が悪いっていうのは、記憶力が悪かったり、思い出すのに時間がかかったりすることです。

ストレージ【PCのノート】

ストレージ

ここまで、体の部位で例えてきたのに、突然ノートとか言い出して、ごめんなさい w

でも、この例えが結構当てはまるんですよね。

いわば、覚えておきたいことを記録しておく場所です。

あれ、メモリと似てる?となりますよね。メモリとの違いは、記憶を引き出すスピードと記憶出来る時間の長さが違います。

メモリは、短期記憶なんで寝ると次の日には忘れっちゃってます。その代わり、CPU(頭脳)と直結してるので、記憶の引き出せるスピードは早く作られてます

テスト前に、一夜漬けした記憶はテストでは発揮されても、次の日には忘れてますよね?それと一緒です。テスト前日の一夜漬けだけで、なんとか単位を取れる人いませんでした?その人は、メモリの性能が良いと言えます。

一方、ストレージは長期記憶に向いてますが取り出すのに時間がかかります。ノートは、記録したことは、見れば一発で思い出せますよね。でも、その分ノート取り出したり、ページめくったり、どこに記録したか探したりする時間がかかります。

その他にも注意点があって、ノートなんで気をつけないと、お茶こぼしたり、落としたりして中身が見れなくなったりします。なんで、ノートのコピーを作っとくと安心です。

「PCデータのバックアップを取っといてね」なんて言われたら、ストレージのデータを指してます。

電源ユニット【PCの心臓】

電源ユニット

電源以外のPCパーツを揃えたとしても、これがなければ動くことはありません。

すべてのパーツが動けるように電源を送ります。いわば、人間の器官に血液を送る心臓にあたります。

体の大きな人や、スポーツ選手の心臓はしっかりしていないといけませんよね。

PCでも同じです。大きなパーツだったり、重い処理をするなら、しっかりとした電源ユニットが必要になります。

マザーボード【PCの神経, 骨格】

マザーボード

マザーボードは、CPUやメモリ、ストレージなどの各種パーツを取り付ける土台です。

更に、これらのパーツを繋げるパターンが通っています。人に例えると、様々な臓器が配置してある骨格であり、それらをつなげる神経のような役割ですかね。

CPUの種類に応じて、対応するマザーボードも種類が決まってくるため、CPUを決めてからマザーボードを決めていきます。

PCケース【PCの体】

PCケース

これまで説明したパーツをPCケースに収納します。大まかに大中小の3サイズあり、デザインも様々あるため、好みのものを選びます。

周辺機器【PCの手足】

周辺機器

キーボード、ディスプレイ、マウスなどPCに接続して使います。好みのものを使います。

まとめ【基本のPCパーツまずはここから】

自作PCを作るときに、最低限知っておきたいPCパーツについて解説しました。

以下に一覧を書いておきます。

基本PCパーツ一覧

・CPU

PCの頭脳。PC全体の性能に影響を与える。

・メモリ

PCの海馬。CPU同様、演算処理の性能を左右する。データを引き出すスピードが早い。ただし、短期記憶のためデータ保存には使わない。

・ストレージ

PCのノート。様々なデータを記録しておく。長期的に保存しておきたいデータを入れる。

・電源ユニット

PCの心臓。大きなパーツや、重い処理をするならしっかりした電源ユニットを選びましょう。

・マザーボード

各種パーツを取り付ける、PCの骨格。パーツ間の連携をする神経的な役割も担う。CPUによってマザーボードの種類も決まってくる。

・PCケース

PCの体。サイズやデザイン、通気性などを考慮して好みのものを選ぶ。

次回は、実際のパーツを紹介します。

かもめ
トモ
ご訪問ありがとうございます。雑記ブログです。 独立系システム開発会社のエンジニアから、現在は博士課程へ進学。研究者のたまご。妻とほのぼの2人暮らし。
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