【学び道場】目標達成の黒帯を獲得しよう
ようこそ、学び道場へ。ここは、トモ師範代が迷える子羊たちに知識と経験を伝授する場所。
今回は目標達成の黒帯を獲得するシリーズです。
ユカさんは、読書カフェを開くことが夢だそう。しかし、実際どうして良いか、イメージが湧いていないようです。
ユカさんと一緒に、目標達成するにはどうすればよいのか学んで、目標達成に一歩でも近づいていきましょう。それでは始まりです。
達成できる目標は具体的である
目標に具体性を与えよう
皆さんの、目標は何でしょうか。思い浮かべるでも、紙に書き出すでも構いません。
いいですか?もしかしたら。
- 会社で昇進して給料を上げる
- 夏までにナイスバディになる
- 資格試験に合格する
みたいな感じになっていませんか?
これでは、いつまで経っても目標達成はできないでしょう。
目標は具体的に思い浮かべなければなりません。
例えば。
- 30歳までに係長、35までに課長になる。その後、年収の交渉をして満足できなければ、転職を考えよう。
- 夏にタイのプーケットで、イケメン外国人にナンパされるように、体重を5キロ下げて、今は切れないビキニを着よう。
- 3ヶ月後に資格試験で8割取って合格する。
とういうふうに具体化してみましょう。
目標への心理的距離=具体性
なぜ、目標は具体的に設定すると良いのでしょう。
例えば、遠い位置にあるものは詳細がわかりませんよね。一方で、近くのものは細部までありありと見ることができます。
目標も同じこと。具体性を持たせて、詳細まで把握できれば距離感が近くなるのです。
目標に具体性をもたせると、以下のメリットがあります。
- 目標をより自分のこととして考えられる
- 目標に向けての行動も具体化される
- 目標達成までの障害を想定できる
つまり、目標を具体的に考えると、
行動と、障害も自ずと明確になるのです。
行動が具体化すれば、日々の習慣に繋がります。
障害が想定できれば、対処法を考えておくことで努力を継続できるようになります。
例えば、
行動
- 昇進するために、1年のうちに2つのプロジェクトを成功させよう。そのために、必要な能力を補おう。どんな能力がいるだろう…
- 逆算すると1ヶ月に1きろくらいやせなきゃだな、1キロ痩せるためにはどんな食事と運動が必要か調べよう。
- 資格試験まで3ヶ月だから、1週間で参考書軽く読み流して。問題解きながら、復習するか。具体的な日程は…
障害
- 意味のない仕事を振られるかもしれない。その時は、力を抜いて、本当に大事な仕事に注力するようにしよう。
- 疲れたらお菓子を食べたくなるかもしれない。そうしたら、代わりにコーヒーを飲んで紛らわそう。
- 仕事終わりで疲れて勉強サボるかもしれない。そうしたら、目標の半分のページだけでも読んで、毎日継続するようにしよう。
このように、行動が具体化され、想定される障害とその対処まで考えが及ぶようになります。
メンタル・コントラストで更に目標に近づく
目標を具体化することで、行動や障害も芋づる式に具体化されることがわかりましたね。
ここからは、目標、行動、障害をより具体的にするためのテクニックを紹介します。
それが、メンタルコントラストです。
メンタルコントラストは、目標達成した後の自分を細かく想像することで、目標に具体性を与えるテクニックです。以下の手順で行います。
- 目標達成した後の自分を想像する。
- 達成した過程でどのような行動をしたのか想像する。
- 達成途中でどのような障害があるのか想像する。
- 目標達成をした後の自分と、現在の自分を比べる。
この手順を行うと、以下の効果が得られます。
- 目標、行動、障害が具体化される。
- 現在と目標達成後の自分の距離感が近づき、意欲が継続する。
メンタルコントラストを習慣的に行い、目標を具体化する癖をつけましょう。
まとめ【まずは目標を具体的にする】
- 目標を具体的に設定すると、行動、障害も具体的になる。
- メンタル・コントラストを習慣にして、具体性をつける訓練をする。
To be continue...