- 読書する時間なんてなくない?
- 仕事忙しすぎ。ゆっくり本も読めないわよ。
こんな悩みに答えます。
どうもこんにちは、トモ(@hontomo_book)です。
今回は、忙しい社会人が読書時間を捻出する方法を解説します。
読書の時間が取れないんだよなぁ・・・と思っている方。
世界で活躍するトップリーダたちより時間がないんですか??
彼らの多くは一般の人よりも本を読んでいるはずです。つまり、時間がないのではなく活用しきれていないだけ。
本記事の内容は以下です。
本記事の内容
- 読書時間がないという感覚は錯覚
- 探せばいくらでも時間は転がっている
- 焦りが時間を短くする
- 時間の複利効果を活用する
本記事の信頼性
トモはしがないサラリーマンです。ですが、今回紹介する方法で、一般サラリーマンより読書時間を捻出しています。
「読書時間がない・・・」は錯覚!!
これが、いちばん大事なことです。
読書の時間がないと思うことは錯覚です。
問題は、探せばいくらでもあるのに、「時間がない」と片付けてしまう諦めや焦りにあります。
この記事では、読書時間を増やし、より多くの本を読むためのポイントを以下の3つに分けて解説します。
- 物理的に時間を確保する方法【具体例】
- メンタルを鍛えて限られた時間を最大限活用する
- 時間の捉え方を変える【時間の複利効果を知る】
【時間術テクニック①】物理的に時間を確保する
時間はそこら中に転がっています。朝から晩まで働く、忙しい社会人であってもです。
ここで、重要な点は、
- スキマ時間を活用する
です。
まとまった時間を作るより、スキマ時間で一瞬一瞬、集中するほうがトータルで多くの読書時間を確保できます。
ここでは一般的な社会人サラリーマンの平日を例に、読書時間を物理的に捻出する方法を紹介します。
通勤時間
定番ですね。仕事に向かう電車や車の中は時間の宝庫です。
仮に、通勤時間を1時間とすると、往復で2時間も読書時間を確保できます。
ただし、移動時間ということもあってサイズの大きい本は持ちづらく効率的に読めません。
そこでおすすめなのが、
- 文庫や新書サイズの持ち運びしやすい本
- 電子書籍
- オーディオブック
- YouTubeの動画
です。
文庫や新書サイズの持ち運びしやすい本
仕事用のかばんにサイズの小さな本を何冊か入れておくと気がついたときにすぐに取り出せて読書に繋がります。電車で立っていても片手で持って読めるサイズがgood!!
電子書籍
Amazonのkindleや楽天の楽天koboなどがあります。こちらもコンパクトなので通勤には欠かせません。
オーディオブック
聞く読書です。上記2つの場合(本、電子書籍)と比べて、歩くときでも難なく読める(聞ける)のが良い点。朗読の速度も選択できるため、何度も聞いて頭に入れたい内容をリピートすると良いです。
YouTubeの動画
読書中の本の内容や、背景、概要をまとめてくれている動画を視聴します。難解な本、途中で挫折してしまいそうな本を読む前に、モチベーションを上げてくれるような動画がおすすめです。最近は、本解説のユーチューバさんが増えているのでありがたいですね!
お昼休憩
お昼休憩はサラリーマンの貴重なプライベート時間です。この1時間を何に使うかで、平日の5時間が決まってきます。
お昼休憩を読書時間にあてるコツは、
- ルーティーンを決めておく
- 一人の時間を過ごす
この2点が重要です。
ルーティーンを決めておく
1時間という限られた時間で、お昼ごはんを食べ、疲れを癒やし、読書を楽しむには、一連の流れ(ルーティーン)を決めておくと良いです。
私のお昼休憩のルーティーンを紹介します!
- お昼ごはん(お弁当)を食べる :10分
- 公園まで散歩、コーヒーを飲む。:10分
- 散歩しながら、読書。 :30分
- 会社に戻る、午後の準備など :10分
ルーティーン化しておくことで日々の読書時間を無駄なく捻出しています。
一人の時間を過ごす
これは集中できる環境を作るためです。やはり読書をするという点においては、一人の時間を作る必要があります。
同僚に誘われ、行きたくもないタバコに付き合ったり。横のおしゃべりおばさんの相手をして大事なお昼が終わっていませんか?
もちろん、誰かと話をして気分転換をすることも必要です。話したいときは話せばよいのです。
ここで、大事なのは自分が過ごしたいと思う、休憩時間を過ごせているかという点です。
仕事中
これは、裏技です。うまくやれば、仕事もこなしつつ、読書をすることができます。
勤務中に読書時間を確保できれば、当然一日の読書時間は増えますよね。
ここで、大事なのは、仕事をサボるわけではないということです。
目指すは、「仕事の成果、効率を最大にするために、読書をする」という状態です。
ポイントは以下の2つです。
- 仕事の集中力が切れるタイミングで読書する
- 書籍紹介・要約サイトを活用する
仕事の集中力が切れるタイミングで読書する
人の集中力は、 60分も続けば長い方です。デスクワークの方は、一日中パソコンと向き合ったりしてますよね。でも、そのうち集中して成果を出せている時間ってどれくらいでしょう?
おすすめは、一日の仕事の中で、集中度を定期的に採点してみることです。案外、机に向かっているだけで、集中力の低い中、効率の悪い作業を行っていることって結構あるんですよ。
そこで、試してほしいのが「集中力が切れるタイミングで読書を行う」です。
読書は、5分〜10分の短時間でも良いです。後で紹介しますが、本が読みづらければ、要約サイトや、読書関連のサイトを読むのでも良いと思います。
( Googleでは、勤務時間の10%を職務以外の活動に使えるそうです。それにより、創造力が養われ、本業の仕事にも良い影響がでるそうですよ。)
書籍紹介・要約サイトを活用する
仕事中に堂々と本を読めればいいんですが、大抵の人は違いますよねw
「仕事中になにしとんねんっ」と突っ込まれるでしょう。
なので、うまくやりましょう。
職場でPCを使える方は書籍紹介や要約サイトがおすすめです。集中力の切れたときに1つコラムを読むとかでも良いと思います。以下おすすめサイトです。
社会人でも、スキマ時間を活用すれば多くの時間を読書に使うことができますよ。
大事なのは、どうすれば読書時間を確保できるか考えること、工夫してみること、試してみることです。
【時間術テクニック②】メンタルを鍛えて焦りをなくす
スキマ時間にいっぱい読まないと!あれも、これも、アワアワ。。。
まあまあ、焦らなくていいんですよ。
物理的に時間を確保することも大事ですが、落ち着いて読書に取り組めるメンタルも重要なんですよ。
読書に費やす時間を取れたとしても、落ち着かない気持ちでいるとあっという間に時間が過ぎ去ってしまいます。
大事なのは、効率よく落ち着いて読書を行うこと。そのためにメンタルを整えておくことをおすすめします。
メンタルの安定に効果がある、おすすめの行動をまとめます。
- 瞑想
- 1日1回、人に親切にする
- 運動
瞑想
瞑想は、気持ちを落ち着かせる効果があります。
やり方はかんたん。
- 椅子に座って、呼吸に集中する
- 呼吸以外に意識がそれたら、また呼吸に意識を戻すを繰り返す
はじめは、一日一回、10分間を目標に練習してみましょう。
慣れてくれば、時間を徐々に伸ばしていくとよいです。
瞑想の効果で、本を読む集中力が上がりますよ。
1日1回、人に親切にする
一見、人のことに時間を使うことは無駄に思えるかもしれません。
しかし、人に親切にすると、心に余裕ができます。
そして、心の余裕は、時間の感覚を長くしてくれます。
結果、時間がないという感覚がなくなり、焦りを取り払うことができます。
運動
運動もメンタルを安定させる大事な要素です。
毎日の運動を習慣化しておくことは、メンタルの安定、集中力の向上、読書効率のアップに欠かせません。
でも、忙しい社会人は運動をするまとまった時間を確保するの難しいですよね?
そんな社会人におすすめな運動方法を以下に挙げます。
- 通勤で徒歩を増やす
- 階段を使うようにする
- 速歩き
ポイントは、特別まとまった時間を作らないということです。
日々の決まった行動の中に、ついでに運動を盛り込むと習慣化しやすいですよ。
私は、これらのポイントを意識しているおかげで、一日10000歩〜15000歩は歩いています。
【時間術テクニック③】時間の複利効果【読めば読むほど効率が上がる】
最後は、時間の複利効果についてです。
複利効果というのは、投資の世界でよく使われる用語です。
例えば、100万円を年利3%で投資して運用するとします。
1年後、元金100万円は、103万円になっていますよね。3万円増えました。
では、この調子で年利3%で運用し続けると10年後はいくらになっているでしょうか?
え、簡単じゃん!1年で3万円増えるんだから。。
100万円+3万円✕10年 = 130万!。。でしょ?
残念。間違いです。
正解は、約134万4千円です。
簡単に説明すると、2年目は103万円に対して3%が得られるので3万より多くなるんですね。
これが複利効果。
10年で5万弱増えるのか。大したことないな。
いえ、それは複利効果のすごさが分かっていないですね!
複利効果は時間が経てば立つほど効果が出てくるんです。
先の例でいうと、50年後には、なんと約438万円になっているんです。
そう、複利効果はあのアインシュタインが「人類最大の発明」と言ったほど素晴らしい力を秘めているんです。
なるほどね。でも、複利効果と読書時間がどう関係するのよ?
ここでのポイントは、
- 読書は読めば読むほど効率が上がる
ということです。
苦手な分野や、初めて読む分野の本を想像してください。
最初は、一冊読むのも相当な時間がかかりますよね。
しかし、地道に何度も読み込んで、わからない箇所を埋めるように勉強していくと、徐々に関連本を読む速度が上がってくるはず。
つまり、同じ時間でも読める量が段々と増えていくってわけです。
これこそが、時間の複利効果。
読むことに慣れていないうちは、効率も悪くなかなか思うように進まないかもしれません。
しかし、この時間の複利効果を知っていることで、「このまま、頑張って読み続ければ、後々たくさん、楽に読めるようになる」と思えることが大事です。
まとめ【社会人が読書時間を増やす方法】
今回は、社会人が読書時間を増やす方法について解説しました。
まとめると次のようになります。
まとめ
読書時間を増やすには、以下の3点を抑えること。
- スキマ時間をうまく使う
- メンタルを鍛えて、焦りをなくす
- 時間の複利効果を活用する
なんだか、本読みたくなってきたわ!
良い兆候ですね!ぜひ、今回のテクニック使ってみてください。
皆さんの読書ライフが素晴らしいものになりますように!では!
もっと時間を増やしたい方へ
時間術のおすすめ本を紹介します!
メンタリスト DaiGoさん著「週40時間の自由をつくる 超時間術」です。
DaiGoさんは、科学論文をもとに、一般の人でも扱いやすい情報を発信されています。
今回の記事のポイントの一つ「時間がないという感覚は錯覚」という着想はこの本から得たものです。
最新科学が解き明かした時間を増やす方法について、もっと知りたい方。
時間を効率的に使えるようになって、目標を達成したい方におすすめの一冊です!